社員ブログ

2014年01月08日

消費税対応(その2)

前回は請求書について考え方を書いてみました。
消費税率がシステムの設定値として用意されていれば
原則として、プログラム等の変更費用は発生しないはずです。

今回は、費用が発生するかもしれない という点についてです。
それは「総額表示の義務付け」時の対応次第ということです。

問題となるのは
税込単価を商品マスター、各種単価マスターに設定していて
そのアイテム数が多い場合です。
一括更新のプログラムや、事前に登録しておいて変更当日に反映させる
そんなプログラムが用意されていれば問題ありません。

なかった場合の対応は
・費用をかけないなら、人海戦術で乗り切るしかありません。
・費用をかけて対応する場合、できるだけコストパフォーマンスのいいものにしたいものです。

費用かける場合の注意点ですが
【1】来年も同じことが発生するので、その際に費用が発生しない仕組みにしておくこと
【2】できるだけ手間のかからない仕組みにしておくこと
【3】軽減税率も視野に入れた対応を考えるが、複雑なシステムにしないこと
【4】そして費用は安い方がいい
等を考慮する必要があります。

私は、あるお客様で1円未満の端数処理にこだわって、そのための単価マスターを
作成しているシステムを引継いでメンテナンスしています。
先日、このお客様から「消費税の対応どうなりますか?」というお問合せがありました。
(この記事を書くきっかけとなりました。)

税込単価を伝票に印字する方法として
(1)マスターには税抜単価のみ登録
   売上日により消費税率の率切替と端数処理計算の仕組み
   税込単価は計算により表示

この仕組みであれば、費用発生しませんし、手間も一切かかりません!

(2)端数処理等にこだわりマスターに設定した税込単価を印字する仕組み

この仕組みの決定的な問題点は、税率の切替日前後の作業です。
先日付の入力、過去伝票の訂正 など、税率切替日前後の税込単価を
マスターからの引用後に訂正する必要がある という事です。
その場合、作業が煩雑になるのでミスをする確率が高くなってしまいます。

今回、費用をかけるなら、
細かい端数などにこだわらず、税率変更に伴う費用が発生しないような
システムに変更されることをお勧めいたします。

尚、ご質問等ございましたら、「こちら」までお願いいたします。