社員ブログ

2013年10月22日

かぼちゃのなかのかぼちゃもやし

先日、かぼちゃを食べようとして切ったところ、

かぼちゃのなかのかぼちゃもやし

なんと、なかでもやしが成長していました!

いろいろと調べていると、かぼちゃの中のかぼちゃの種が成長したらしいです。
でも普段かぼちゃが発芽したところなんてなかなか見ないですよね。
なぜでしょうか。

そもそもかぼちゃが発芽することについては、以下のことが分かっているようです。

  1. 採種直後の種子は休眠状態にあり、休眠の深さは、果実が未熟なうちは深く、果実の熟度が進むほど浅くなる。
  2. 種皮と胚には発芽抑制物質が存在し、果実内での発芽は抑制されている。
  3. 通常15~35℃で発芽可能だが、採種直後の種子は30℃程度の高温でないと発芽しない。

(引用元:日本植物生理学会-みんなのひろば- 2013/10/22 現在)

この3つのことから、今回のような、かぼちゃの種がかぼちゃ内で発芽、成長した原因に以下のことが考えられるそうです。

  1. 果実および種子の成熟が進み、種子の休眠が浅い状態になっていた。
  2. 果実内の高温(30℃付近)となり、発芽に適した温度が継続した。
  3. 果実内に空洞ができ、酸素の供給が良くなった。
  4. 果実内の成分変化により、発芽抑制作用が減少した。
  5. 果実内の水分状態の変化により、浸透圧が変化し、種子が発芽に必要な水分を吸収した。

(引用元:日本植物生理学会-みんなのひろば- 2013/10/22 現在)

このかぼちゃは私の両親が家庭菜園で作ったもので完熟させて収穫したものです。(上記原因1の条件を満たしている)
しかもたくさん収穫したため倉庫にしばらく保管していたもよう。(今年は暑かったので上記原因2をも満たしている)
両親は有機栽培なので種子に通常以上の生命力があったと思いたいです。

自然ってすごいですね。
今年は暑い日が続きましたから、皆様のご家庭でも同様のことが起こってはいませんか?
かぼちゃはあるけどまだかぼちゃを切ってない方、切ってみると成長したもやしをみることができるかもしれません。

P.S.
この現象はかぼちゃ等のウリ類で時々見られるらしいです。

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